昨晩、雨足が弱くなってきたので永康牛肉麵に行きました。MRT東門駅近くの永康街エリアにあります。台北の官庁街に隣接するエリアで、日本統治時代は官舎街だったそうですが、戦後、日本に代わる外来政権として台湾に入って来た国民党政府と共にやって来た中国人に主が変わることになります。その様な経緯から、このエリアには外省(中国大陸各省)料理の名店が数多くあります。もともと台湾の地に縁もゆかりもない小籠包を世界にひろめた鼎泰豊もこの街が発祥です。
紅燒半筋半肉麵(牛筋と牛肉、ハーフ&ハーフの麺)の小と、粉蒸肥腸(白モツとサツマイモのもち米蒸し)を注文。メニューは四川色を残しています。 紅燒半筋半肉麵のスープはベースはあっさりでも実にスパイシーで、注文の際に「辛いけど大丈夫か?」と訊かれます。
粉蒸肥腸はビールによく合う一品です。ここの牛肉麺は台北でも定番中の定番とされる牛肉麺ですので間違いありません(ミシュラン・ビブグルマン掲載店でもあります)。永康牛肉麵 、東門餃子館、鼎泰豊、、、胃袋には限界があるので、いきおいこのエリアに何度も足を運ぶことになります。
永康牛肉麺: 台北市金山南路二段31巷17号 (MRT東門駅から徒歩5分)
11:00~15:00、16:30~21:00