21年11月14日「台湾産ピーナッツと台湾製造ピーナッツ」にて続報しています。
バターピーナッツ等、砂糖不使用のフライドピーナッツの輸入量
【スマホだと横にしないと表が全部入りません…】
輸出国 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | キロ単価 (CIF) |
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中 国 | 39,091t 99.95% | 38,339t 99.97% | 37,836t 99.97% | 244円 |
ブラジル | 6.7t 0.02% | 5.6t 0.01% | 5.6t 0.01% | 451円 |
台 湾 | 4.4t 0.01% | 5.6t 0.01% | 1,222円 | |
米 国 | 0.3t 0.00% | 0.8t 0.00% | 1,507円 | |
スペイン | 0.5t 0.00% | 0.5t 0.00% | 872円 | |
豪 州 | 10.6t 0.03% | – |
南洋商会は2020年8月に台湾ピーナッツの輸入を始めたのですが、財務省貿易統計を調べたところ、以降21年8月までに日本に輸入された台湾製フライドピーナッツ(バターピーナッツ等、砂糖不使用)は全量が弊社が輸入したものです(したがって、弊社が輸入したもの以外の同種の台湾製ピーナッツは日本国内で流通していないハズ、なのであります)。
初回輸入時に、税関より「(high range)価格異常」につき説明を求められたのですが、昨年1年間通して中国製が平均244円/キロであるのに対し、弊社の台湾ピーナッツは平均1,222円/キロと5倍の価格だったので、当然だったと言えます(CIFには運賃も含まれるので、現地で買い付けた価格に5倍の差があるか、というとそうではありません。弊社はまだ輸入量が少なく、混載コンテナで輸入するので、どうしても運賃の比率が高くなってしまいます)。
その他の落花生(≒バターピーナッツ等、砂糖不使用のフライドピーナッツ)の輸入量の国別シェアでは、安価な中国製がほぼ100%(99.97%!)を占めるのですが、厳選された台湾落花生を使用した台湾土豆王(ガーリックおよび麻辣ピーナッツ)ならではの、しっとりとした歯ごたえを、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。